公開日 2020年06月12日(Fri)
校長です。
まずは訂正から。昨日の生物の授業は総合選択の一部ではなく,理科の選択(物理と生物)授業でした。失礼しました。
さて,本日は1年生の数学の授業の紹介です。集中力を乱す調理実習もないので,全力で取材しました(いつも全力です)。
本校の数学の授業は,すべての学年で全クラスを習熟度(得意の度合)別に編成し直して,数学の先生たちが全員で同時に授業を展開しています(これは英語も同様です)。
まずは鎌下先生の担当クラスから。
授業の最初はいつも公式などの復習からです。
生徒は声が出るように立って,先生の問いに瞬時に答えていきます。
そのテンポの速さたるや,国語教員の校長には何かの呪文のようにしか聞こえず,本当は何をやっているのかわかりませんでした(公式などの復習です)。
それが終わると今日の内容に入っていきます。
そして,ここからがすごいのが数学科です。
隣のクラスは有馬先生です。
同じ内容です。
その隣は小原先生です。
やはり同じ内容です。
その隣は福崎先生です。
なんと,どのクラスも同じ内容を同じ進度でやっています。
それぞれ生徒の得意度に合わせて,よりわかりやすいよう工夫をしながら授業を進めていきます。
そのために,演習中などに他のクラスの授業の様子を見たり,打ち合わせたりします。
今回の画像にはありませんが,演習は生徒同士で教え合う時間が設定されています。
ちなみに,こういう取組があって,指宿高校数学科はこの1月に文部科学大臣表彰を受けています。