公開日 2020年12月10日(Thu)
本日午後,2年生を対象に人権教室(福祉体験学習)が実施されました。指宿市社会福祉協議会の協力のもと,実際に障がいをもっている方からの講話が聞けたり,実際の体験ができたりと生徒たちは貴重な経験ができました。
はじめに,聴覚障がい者の川上康さんの講話を聞き,簡単な手話を習いました。
習った手話を2人組でお互いに練習しました。
そして,クラス代表がみんなの前で発表しました。みんなよくできました。
次に,視覚障がい者の田中しま子さんの講話を聞き,介助体験をしました。
車いすとアイマスクを使っての障がい者体験と介助体験です。
生徒の感想から
今回実際に体験してみて,手話で伝える難しさや目の見えない恐ろしさが痛いほどわかりました。耳の聞こえない世界では好きなアーティストの声が聞こえない。それはとてもつらい事だと思います。このような活動が増えて視覚・聴覚に障がいのある方の理解が少しでも深まればいいと思います。
車いす体験では,小さな段差でも止まって,押す側が丁寧にしないといけないことがたくさんあるとわかりました。街中で体が不自由な方がいたら丁寧に接したいと思います。
川上さんと田中さんが直接生徒にお話をされたり一緒に体験させていただいたことで,生徒たちは障がい者をより身近に感じ多くの事を学び考えるきっかけになりました。
指宿市社会福祉協議会並びに関係者の皆様,本日はありがとうございました。