公開日 2021年02月05日(Fri)
本日5校時,数学科の鎌下教諭による研究授業がありました。
「図形と方程式」の単元から「領域と最大値・最小値」について行われました。
教科書の例題は,まさに数学の問題そのものですが,これを日常での問題解決をするような方法で学習する工夫がなされています。これは共通テストの目的として強調されている部分です。
また,GIGAスクール構想の中で,本校にも110台ほどのタブレットPCが配備されていますが,これを活用した授業展開がなされています。
画面に表示されているグラフは考察を深めるために鎌下教諭が作成したものです。画面をタッチすると,タッチしたところのx+yの値が表示されるようになっており,問題を解く上での最初の直感的イメージが形成されるように工夫されています。
各自で問題に挑戦した後は,対話的な活動も展開されます。
ここの学習は,企業の生産量と最大利益を上げる分析にも使われるなど応用範囲の広い内容です。
教科書の記述が数式を操作するだけの無味乾燥なものでなく,広く社会で利用できるものだということが伝わったのではないでしょうか。