一点集中と周辺集中 全校朝礼での教頭講話より

公開日 2021年11月01日(Mon)

本日の全校朝礼では教頭先生からの講話がありました。

一点集中と周辺集中のお話でした。

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私たちは、集中という言葉を聞くと、一点集中のことを考えますが、実は2つの集中があります。

ゴールデンベアというアパレルブランドのモデルにもなったプロゴルファー ジャックニクラウスはかつて、「帝王」と呼ばれていました。

 

そのジャックニクラウスは この2つの集中の使い分けが上手な選手でした。

プレーに入るときにその構えに入ったら、周りの音が聞こえないと言っていたそうです。

ほかの選手の話でも、 港の近くのゴルフ場 優勝がかかった大事なパット 静まり返る会場で突然、汽笛が鳴ったそうです。

これは大事なショットなのに 大丈夫なのかなとまわりは心配 しかし、本人は動じず、ナイスショット。 

インタビューで「優勝したけど、あの汽笛は邪魔じゃなかったの? 」

その選手「え、汽笛が鳴ったんですか?」その選手には汽笛が全く聞こえていませんでした。

 

ジャックニクラウス 芝を読むとき、風が吹いて帽子が吹っ飛んだ。そのことに気づかずにプレーを続けて、優勝 

終わってから、あれ、僕の帽子がないといったそうです。帽子が飛んだことにも気づいてなかったそうです。

 

もうひとつ、周辺集中力について

ゴルフでは、 打って、ボールまで歩いて、着いて、また打ちます。

300メートルくらい歩くときに風を見たり、池があるかを見たり、芝生の目を見たり情報を収集して次の一打に備えるのです。

これがうまい人が勝つ。つまり、準備をしっかりするということです。

この2つをうまく使うことが大事なんだとジャックニクラウスが教えてくれています。

みなさんもこの2つの集中をうまく使って自分の夢をかなえていきましょう。応援しています。