分類
2020年12月10日(木)
校長の授業潜入記81
校長です。
指高の授業はだいたいどれもハイクオリティですが,国語科もいろいろと仕掛ける教科です。
これは2年生の古典です。
この間覗いたときには2人の先生でTT(ティームティーチング)を行っていました。
未来キラキラの高校生が「無常観」を理解しようとしています。
説明なら10分で終わりますが,それこそ「よどみに浮かぶうたかた」になってしまうので,授業の工夫があります。
そして今日は,大学のゼミのように(ジャージ姿の理由は,本日の公式の方をご覧ください)。
先生が来る前に「これから何するの?」と聞くとちゃんと説明してくれます。
(今からしようとすることを的確に説明できるというのは,実はすごいことです。ゴールを理解しているということですから。)
人に説明するのが一番学習効果が上がるらしいです。
国語も最先端を行っています。2020年12月09日(水)
校長の授業潜入記80
校長です。
校内の柏も紅葉してきました。
さて,風情ある感じで入ったとしても,今日は水曜日。心は調理室です。
今日は,指宿市の料理コンテストへ出品予定のメニュー(まだ全貌は明かせません)と,パンを焼いているところでした。
ちょうど焼き上がったところに出くわし(狙っていたかもしれない),
差し出されるのを断るわけにはいきません(つい,先に手を出していました)。
焼きたて,最高でした。今日もありがとう。金曜日にネタかぶりしたタブレットですが,あちこちで活躍し出しました。
これは3年生総合選択でワードやエクセルについて勉強しています。
そしてこれは2年生の化学。
銅の結晶格子の長さ(ものすごく小さいということは雰囲気で察しました)を計算するという場面で活用されていました。
しかし,デジタルネイティブの生徒たちですから,すぐに使いこなします。機器を得て,学習が加速します。
2020年12月08日(火)
進路講演会
本日進路講演会が実施されました。
1年生は「進路実現と卒業後の活躍を見据えて」,2年生は「3年生0学期に向けて~ライバルと差がつく卒業後も役立つ学習とは~」というテーマでした。講師は,株式会社ベネッセコーポレーションの田澤雅也先生で,それぞれの学年に応じたわかりやすい講話で,生徒の進路意識を高めていただきました。
生徒からもいくつか質問があり,丁寧に答えていただきました。
1年1組大久保夏向さん
「高校生で経験しておいた方がいいことは何ですか?」
田澤先生:嫌な事と向かい合って,苦手なことはこう乗り越えるという
経験を積んでおくことは大事です。きっと自分の力になります。
2年3組市坪祐人さん
「新たな時代に必要となる資質・能力といわれる,学力の3要素の
「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・共同性」
のうち,「多様性」とは何ですか?
田澤先生:それぞれ異なるバックボーンを持った人間だということを
理解し,自分と異なる意見や考えをどれだけ受け止め,
吸収していけるかということです。
田澤先生ありがとうございました。
2020年12月08日(火)
校長の授業潜入記79
校長です。
家庭科といえば,取材がだいぶ「フードデザイン」寄りなので調理のイメージが強いかもしれませんが,実は被服に関しても学んでいます。
2年生の家庭科です。
このピンクの布を縫います。
これがなかなか手強いようで,時折先生の元に集合してお手本を見ます。
ボタンが取れたからといって服全体を捨てるわけにもいきませんから,基本技術は持っておきたいところです。そして,こちらはミシンに挑戦。
糸が引っかかったり,うまく動かなかったり,悪戦苦闘する場面も。
こちらは姿勢がよろしい。
将来,雑巾を縫うこともあるかもしれませんから,扱いは知っておいても損はありません(それとも最近は買うんでしょうか?)。2020年12月07日(月)
校長の授業潜入記78
校長です。
金曜日は,まさかの公式とのネタかぶりをしました。
公式が授業にまで潜入するようになったので,今日も潜入しているんじゃないかとあたりを見回してから潜入開始です(挙動不審です)。3年生の総合選択には芸術もあります(以前,「ひなたぼっこスケッチ」を掲載しました。)。
今日は書道です。
何か味のある書体とフレーズがあります。
これは来年のカレンダー用の書でした(これは見本)。
来年はこれを見ながら1年を過ごすんですね。
肩の力が抜けそうです。
それにしても「ノー天気って無敵」ってステキ。
※既に書き終わっていたため,筆を洗う後ろ姿となりました。ごめんなさい。2020年12月07日(月)
学年別朝礼
本日は学年朝礼でした。前回の反省を生かし,今回は2年生から紹介します。
2年生は,1組ホームルーム委員の石場奏明さんと田原迫麻美さんの講話でした。
2学期の反省と「3年0学期」と言われる3学期に向けて,受験モードでお互いが高め合えるように勉強を頑張って行きたい・・・と学年への意識高揚に向けて2人が語ってくれました。
3年生は,澤田先生の講話でした。
大学入試の前期試験直前に癌で亡くなった同級生の話でした。その子は闘病生活を送りながらも最後の最後まで教師になりたいという夢に向かって勉強をし続けていました。皆さんも命ある限り夢をあきらめずに頑張ってください。
1年生は,鎌下先生の講話でした。
広い視野をもって行動して欲しい。そのために目配り,気配り,基本的生活習慣を大切にして下さい。1年生のこれからについて,具体例やクイズを織り交ぜながらのわかりやすい講話でした。
2020年12月04日(金)
校長の授業潜入記77
校長です。
さて,指高もいよいよデジタル新世紀(いつものことですが,響きが昭和チックなのは許してください)。
ついに教室でタブレットパソコンを使う授業が始まりました。これは3年生の倫理。
哲学者についてレポートを作成するために情報収集をしています。
資料集だけだと味気ないですが(※個人の感想です),インターネットを利用すると様々な角度から情報を集められます。
解説動画あり,イラスト解説あり。
時には,「この人かっこいい!」という発見も。
当然みんなも「どれどれ」となります。「万物の根源は水である」とか,「人間は考える葦である」とか,「吾輩は猫である」とか(あ,これは違いました),そういうことを考えていた哲学者たちがグッと近くなります。
さぁ,次は,こんなふうにして作ったレポートをスライドとして映し出しながらプレゼンする授業が出てくることを待ちましょうか。
2020年12月03日(木)
保健部講演会
本日,体育館にて保健部講演会が実施されました。鳳凰高校看護学科長で保健師でもある直(すなお)翔子先生に性教育に関しての講話をしていただきました。生徒達にとっても生きる上で大切な性について考える貴重な時間となりました。
子供が笑顔で親より長く生きることが親孝行です・・・
1 自分が生まれる確率について
2 LGBT・心について
3 性器の正常を知る
4 性感染症について
4つの事項をわかりやすく生徒達に教えて下さいました。直先生ありがとうございました。
440兆分の1で生まれた奇跡~夢に向かって羽ばたこう~
2020年12月03日(木)
校長の授業潜入記76
校長です。
これは先日配備されたタブレット型パソコンとマイクなどです。
コロナの影響で大学入試が変わっていますが,本校にもその波はやってきます。
今日はとある大学のオンライン入試が行われるということで,全校態勢でバックアップ。
ノーチャイムデーとしました。次の画像はこちら。
12月なので,イルミネーションチックな感じで。
昨日の2年生の理科(化学)の実験です。
先日,「2年生祭り」になったばかりなので,大人の忖度でバランスを考えましたが,画面の力に負けました。
「水溶液の電気分解」をやっているのですが,理科が苦手な人向けの説明をすると,何かが溶けている液体に電気を流すと気体が出て,色が変わるという仕掛けです。
不思議ですねぇ(ちゃんと理由はあります)。
生徒もじっと見入ります。
匂いでも確認します。続いて,今日もまた2年生の理科(今日は生物)の実験に出くわしました(もはや2年生理系の専属カメラマン)。
今日は,これを,
これに入れて,
線香を入れるという実験です。
(「カタラーゼの働きと性質」を確かめるらしいですよ。入れるものも入れられるものも多いため,私の説明力の限界を超えました。)
これが先生の説明です。
この間の手作り模型も再利用されていました(よかった)。
実験が始まると,
泡が出てきてキャーキャーなったり,
線香の日が大きくなってオーッとなったり,
やはり理科は実験に感動があります(※授業にもあります)。2020年12月02日(水)
校長の授業潜入記75
校長です。
校内ではあちこちでサザンカがきれいに咲いています。
ところで,
これは,なんでしょう・・・。
すみません。いい歳なもので,ついつい・・・。
本日の「フードデザイン」はカレーだったそうです。
(質問の答えはいいですよね?・・・許してください。)さて,今週は「映え」ネタが大漁で,どんどんあとに押しやられている月曜の分を。
先週で期末・卒業考査を終え,月曜から「映え授業」全開かと思いきや,試験の返却や復習,中には習熟度クラス替えのためのテスト(背筋が寒くなりました。確かに寒い日でしたけれども。)もあったりして,撮れ高を心配していたら,1年生の世界史はアクティブでした。
「道州制を取り入れることは鹿児島にはプラスか否か」について議論を展開していました。
いずれこの中から「九州統括官」のような人材が出てくることを期待しましょう。そういえば,以前にも1年生世界史は(先生が違っても)議論をしていました。
セピア色の歴史が,サザンカのように鮮やかに色づいていきます。