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2020年07月31日(金)
校長の・・・夏休み特大号
校長です。
今日で前期夏季授業日は終了です。冒頭,夏休みっぽさを演出してみました。
さて,ブログもしばらくお休みになりますので,今回は撮りためた「映え授業」などを一挙放出。夏休み特別企画「全部見せます!映え指高生」をお送りします。
同系列のネタが連続すると飽きるといけませんので,部活動や校内風景も織り交ぜてお届けします。さながら万華鏡(自画自賛)。
長編ですので,ダイエット中のスイーツのように,「今日はここまで」と小分けにしてお読みください。最初は,物理男子たち(なぜか物理選択には男子が多い)が黒板の前で解法について吟味している姿です。(ついぞ物理と仲良くなれなかった私にとっては)彼らの姿がまぶしいです。
続いて,「情報」の授業です。
パソコン室で行われることが多いです。たまたま文書作成の練習のようでしたが,先日は全員画面に「落語研究会」と表示されていて,部員勧誘のためのチラシ作りか?と思いきや,そもそも指高には「落研」はありませんでした。しかし,どうして例がそれなんだろうかと疑問はつきません。部活動もいくつか取材しています。
まずはサッカー部です。現在部員は10人だそうです。あと1人を熱烈募集中です。
野球部同様,練習環境は抜群です。ただ,フェンスを越えると深い草むらなのでボール探しは大変です。
この時はシュート練習中でした。枠内に収めるのはなかなか難しいのですね。キャプテンがしっかり声を出していました。
「サッカーやったことあるんだぞ」的な雰囲気を出そうとよこしまなことを考えて,逸れたボールをトラップしたら捻挫しそうになりました。高校生のパワー恐るべし。また,夏の日差しの中の練習を撮りに行ってきます。校内の様子も少し。
美化コンクール(7月)の時期,一斉に学級の花壇も草むしりをしていたので,てっきりこのあと花など植えるのかと思っていたら,掘り返された花壇だけがわび・さびの雰囲気をたたえて残されています。その中で唯一花壇らしいのが2年3組です。アサガオ園っぽくなっています。もうひとつ,花壇というにはあまりに慎ましやかなスペースの使い方でひまわりを植えているのが1年3組です。あと少しで咲きそうなので,休み明けに生徒たちを出迎えてくれることでしょう。
それはそうと,この「わび・さび園」に植えられる草花ってどこからか分けていただけないものでしょうか。再び授業編に戻って,化学の実験です。
実験風景は以前も紹介しましたが,今回はよりいっそう液体の色がおどろおどろしく,しかもブクブク泡もたったりして,魔女が「惚れ薬」を作っているかのような光景になっていました。すでに男子が仲睦まじい感じになっています。
実は,この「中和滴定」の実験は繊細な実験で,1ミリリットル単位で目盛りを読まないといけないのでこうなるんです。次は3年生の現代社会の時間です。
夏のこの時期,演習をすることも多いのですが,指高はじっくり地力を付けます。テーマに沿ってレポートを作成し,それを説明するという場面でした。人に説明するのが一番理解が深まりますからね。急がば回れ,ということです。これは2年生でも同様です。
まずは,世界史。
選択式の問題を題材に,話し合いながら根拠を詰めていくという活動です。知識を単なる暗記とせず,記述で説明できるようになると難関国立大の問題も解けるようになります。国語も演習問題を使いながら,根拠を突き詰める授業が展開されていました。
こちらはさらに2人1組での説明まで。しっかりと,じっくりと考える。勉強の神髄です。タフな思考力が身につきます。
夏休みならではという授業もあります。小論文の時間です。
ただ書くのではなく,まず自分で考えてみて,周囲と話し合って,文字に落とすという流れです。いろいろな文章に触れて,いろいろ考えて,未来の扉が見えてくるといいですね。
部活動の2つめは女子バレー部です。部員は現在ちょうど6人だそうです。
顧問はこの4月に赴任された中山先生ですが,実は先生,教員になる前は,某強豪実業団チームのコーチをしていた本格派の指導者です。
そのハードなキャリアとは対照的に指導は紳士的で,練習中の生徒の質問に丁寧に説明しています。なんかバレー部,強くなる予感。放課後の体育祭ムードの盛り上がりは以前お伝えしました。
また後期,と思っていたら,これ撮ってよ的な空気で3年生応援団が練習中でしたので1枚だけ。団長が不在でしたので,休みを挟んで完成度の高まった姿を後期にお届けしたいと思います。最後は図書室から。
夏休み期間は来週いっぱいは開いています。カウンターには仕切り板も完備。
現在,「サマーリーディングリスト」コーナーを特設中。この夏,読むべき本!として生徒や先生のおすすめ本を紹介中です。
ちなみに,保護者の方も生徒名で貸し出しできます。よろしかったらご利用ください。おまけ。
冒頭の写真は屋上から撮りました。
通常は(転落防止等のため)立ち入り禁止です。
扉を開けるとこんな感じになっています。
いい夏になりますように。2020年07月30日(木)
校長の授業潜入記32
校長です。
夏休み定番の授業というのがあります。
例えば,国語で言えば古典文法。
そしてまたこれが退屈なんです。(※ あくまで個人の感想です)
「れ・れ・る・るる・るれ・れよ」とか,早口言葉としか思えない「呪文」の数々との戦い。そして押し寄せる眠気との戦い。(※ あくまで個人の感想です)
1年生がこの時期ちょうど古典文法を集中的にやっていました。
「強敵」古典文法にやられて教室総崩れという光景を想像して行ってみると,どうも様子が違います。
なんか楽しそうじゃないですか。
いずれ覚えなければならないことも,そこにたどり着く道は何も苦痛ばかりではないということです。
助動詞一覧表なんて無機質ですが,そういうものに命を吹き込むのは勉強する生徒たちなんですね。学びを楽しめ,指高生!2020年07月29日(水)
校長の校内探訪記9
校長です。
今日も暑かったですね。
そういうわけで,できるだけ屋内中心に取材を進めていると,なにやら玄関あたりで怪しい集団を発見。
視線の先には,木陰にたたずむ2人の影。
これは青春でよくある例のやつ(と野次馬)か,と思ってよくよく見ると,小道具を持って写真撮影中。しかも,撮影してくださっているのは写真館の方。
聞くと,卒業アルバムの個人写真の撮影中とのこと。
ある意味,青春の1ページでした。2020年07月29日(水)
大学説明会(九州工業大学)
指宿高校は7月21日から7月31日までは夏季前期授業日です。
今日の午後は,生徒と保護者の希望者を対象にZOOMによる九州工業大学の大学説明会でした。
全員,進路選択の一つとして考えており,大学の様子,入試の仕組みについて,皆メモをとりながら真剣に聞いていました。
2020年07月28日(火)
校長の部活体験記3
校長です。
うだるような夏がやってきた気がします。
「部活体験記第3弾は灼熱の太陽の下で」という画を撮ろうと校長室を出たものの,第2グラウンドは炎天下にはあまりに遠く(約1,000歩),体育館の男子バレー部を紹介する運びとなりました。
部員は現在10人だそうです(この時期は体育祭の応援団と掛け持ちしている部員もいるため,参加できない日もあるようです。)。
中学校での基礎がしっかりしているからでしょうか,形ができています。そして,飛びます,飛びます。
自分たちでメニューを考えて,自主的に練習している姿が頼もしいです。
クラスマッチでは花形でしたが,次は県大会で輝いて欲しいです。2020年07月28日(火)
柏葉一日総合大学
今日の午後は柏葉一日総合大学。大学講師による大学の講義を受けられるとあって,1・2年生は興味津々,心待ちにしていました。
今年度は6大学から講師をお招きし,9分野の講義が開かれました。県外の大学は,何とZOOMでのオンライン講義。一部,薬学分野を受講した生徒の感想をご紹介します。
「高血圧という1つの病気でも原因によって薬が変わるということを始めて知りました」「薬剤師といってもマトリや自衛官にもなれると知り,幅広く活躍できると感じました」
夢は大きく広がりました。後は夢を叶える努力あるのみです。
2020年07月27日(月)
校長の校内探訪記8
校長です。
夏休み(※ 正確には授業日)に入って,にわかに学校に体育祭の気配が漂いだしました。
あちこちで体育祭で使うパネルの準備や,応援団の練習が始まっています。
パネルは,まず昨年使用したものを白く塗るところからです。
デザインは機密情報らしいので,教えてもらえません。
先輩から後輩への技の伝授も始まっています。
各学年ごとの練習もあるようですが,こちらも撮影禁止です。
これから約1ヶ月,感染症対策と熱中症対策を万全にしながら仕上げていきます。
学校行事ができることをこんなにありがたいと思ったことはありません。
どうか,このまま。2020年07月22日(水)
校長の校内探訪記7
校長です。
高校の頃はよく本を読みました。数学と物理の勉強の時間を削って読書に勤しんだ結果,国語の教員になりました(※ あくまで個人の感想です)。
そういうわけで(?)3本目「校内探訪記」は図書室を紹介します。
いつも司書の福冨先生がいろいろな企画を仕掛けてくれます。
1学年で「哲学対話」をするとなれば哲学本コーナーができたり,県民の日が近づいたとなれば郷土資料コーナーができたりします。機動性もあって,終業式で紹介した本は即日カウンター前に紹介されます。
授業でもよく使われています。
有能な図書委員も図書室運営に貢献していて,朝読書の運営は以前も紹介しましたが,最近はアマビエ専門(?)のイラストレーターも付いたりして委員会活動も楽しそうです。夏休みは5冊まで借りられます。指高生よ,活字の海へ旅に出よう。
2020年07月22日(水)
校長の部活体験記2
校長です。
本日の2本目です。全校朝礼の感想文の中に「校長先生は普段どんな仕事をしているんですか」という質問がありました。今日だけ切り取れば,「ブラブラ歩き回って,つらつらブログを書いている」ということになるのでしょうか。
さて,2本目は「部活体験記」です。
取材したのはソフトテニス部です。自分たちで同好会を立ち上げて,今年から部に昇格しました。
自分たちだけでもダラダラすることなく練習しています(専門顧問もコーチもいます)。
ただ,長雨と高温でテニスコートはもうすぐウィンブルドンのコートになるのではないかという勢いでした・・・。整備が大変です。
校長も長くテニス部を見てきたので,これぞ夏という感じがします。2020年07月22日(水)
校長の授業潜入記31
校長です。
日々,新ネタが「収穫」されます。
旬なうちにお届けしたいと思いながら,どんどんたまります。嬉しい悲鳴です。
そういうわけで本日は「授業潜入記」「部活体験記」「校内探訪記」の3本立て。大盤振る舞いでお届けします。連休で1本ずつお読みください。授業は島先生の国語です。
まずは小説教材「赤い繭」の場面です。
なかなか難解な小説ですが,それを自分たちなりにどう解釈したかについて説明をしています。本文に根拠を求めて細かく読まねばなりません。一貫性のある解釈にするにはだいぶ頭をひねったでしょうね。もうひとつは古典の授業の冒頭,単語の小テストの場面です。
今日はペアを組んで,問題の出し合いです。プリント両面にぎっしりの単語を5分間ずつ質問し合います。
朝イチからこれだと,そりゃ頭が活性化しますよ。